かっさは「刮痧」と書きます。刮は擦る、痧は瘀血(悪い血、老廃物)という意味です。
本来は台湾伝統の民間療法で「鍼を使わない鍼灸」と言われており、天然石や水牛の角でできたプレートで体(おもに背面)を経絡に沿って擦り、気血のつまりを解消したり、体内に溜まった瘀血を排出するというもので、主に健康維持のために行います。
日本では、かっさはお顔にする方が主流で、主に美容目的で行います。
あろまはでは、身体にする健康維持の「かっさボディ」、
お顔にする美容目的の「かっさフェイシャル」、
どちらもメニューに取り入れております。
健康維持、養生目的で行うかっさボディは、
ツボを刺激して経絡を疎通させ、気や血液の滞り(瘀血)を取り除き、血行を促進させるので、カラダの中からスッキリ、ポカポカになり、自然治癒力を高め、免疫力をアップさせます。
①排毒効果 ※写真のような施術跡が残ります
東洋医学では瘀血は万病の元と考えられており、放置すると病気になると言われています。
瘀血を排出することで、あらゆる身体の不調を改善することができるといわれています。
②養生効果 ※施術跡は残りません
東洋医学では、全てのものは気でできていると考えられており、健康のためには「気の過不足がないこと」、「気の滞りがないこと」が重要とされています。経絡を疎通させ、気の滞りを解消する目的で行います。
※薬事法により、医療行為以外で効果効能を謳うことは禁止されています。
これらは病気の診断、治療、治癒、又は予防を意図するものではありません。
かっさには、
「余分なものを排出し、足りないものを補う」
という作用があります。
「瀉」と作用するか、「補」と作用するかは、
その方の身体の状態により異なります。
かっさには、
「筋肉の緊張を取り除き 血液の循環を促進し、身体のバランスを整える」作用があります。
かっさ板で体の表面をこすると、瘀血の溜まっている部分はこのように内出血したように赤くなります。これを痧(しゃ・さ)と言います。瘀血を排出できた証拠です。
痧は3〜7日で必ず消えますので、ご安心ください。
施術後の様子はコチラ
排出された瘀血は、尿として排出されます。
排出がスムーズに行われますように、水分をたくさんお摂り下さい。
かっさをして瘀血を出すと、カラダが一皮剥けたように軽くなります。
もちろん、効果や体感には個人差があると思いますが
「マッサージに行っても、帰り道にはもう肩が凝っている」
という方は、一度「かっさ」を受けてみてはいかがですか?